F1日本GP開幕 中嶋はまずまずの走り

[ 2008年10月10日 10:23 ]

F1日本GPが開幕し、フリー走行のためピットを出るウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴

 自動車F1シリーズ第16戦、日本グランプリ(GP)は10日、静岡県の富士スピードウェイで開幕してフリー走行を行い、トヨタのティモ・グロック(ドイツ)が2回目に最速タイムを出した。F1ドライバーとして初の母国でのGPとなるウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は1回目10位、2回目7位とまずまずの走りを見せた。

 1回目は年間成績トップでマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が最速タイムをマークするなど、マクラーレンとフェラーリ勢で上位4位までを占めた。
 ホンダはタイムが伸びず、ルーベンス・バリケロ(ブラジル)の2回目15位が最高だった。

 ≪フィーリングがいい≫初めて日本GPに臨んだ中嶋は、2回目7位と順調に滑り出した。「車のフィーリングがいい。今日の走りだったら、公式予選の3回目進出も狙える」と手応えを口にした。
 父親の悟氏は、1987年と90年の日本GPで6位に入っている。「(父親のことは)意識していない。決勝でポイントが取れれば最高。自分の力を出し切りたい」と気を引き締めた。

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2008年10月10日のニュース