ワゴンRが5年連続首位/2008年度上半期

[ 2008年10月6日 17:44 ]

 日本自動車販売協会連合会などが6日発表した2008年度上半期(4―9月)の車名別新車販売台数は、スズキの軽自動車「ワゴンR」が9万6075台と、前年同期より10・1%減ったものの、年度上半期として5年連続の首位だった。

 ワゴンRは、9月25日に全面改良車を出したばかりで、モデル末期だったにもかかわらず、安定的な人気を保った。軽自動車が10位以内のうち6車種を占めた。ガソリン高と景気減速を背景に、車両価格が安く、低燃費なのが支持されているようだ。
 2位はホンダの小型乗用車「フィット」が入った。昨年10月に全面改良した効果もあり、85・5%増の8万5430台と好調を維持した。
 3位はダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ」。ダイハツは、4位に「タント」、8位に「ミラ」もトップテン入り。
 軽自動車や小型車がひしめく中で、トヨタ自動車の高級車「クラウン」はことし2月の全面改良が寄与して7位だった。
 9月は「ムーヴ」が首位となり、8月まで8カ月連続でトップだった「ワゴンR」は2位。

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2008年10月6日のニュース