インディカー 武藤は最終戦22位も新人王に
自動車インディカー・シリーズ最終戦(全車ダラーラ・ホンダ)は7日、米イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウエー(1周約2・4キロ)で200周の決勝を行い、武藤英紀は終盤のマシン故障で22位だったが、新人では最高の年間得点を挙げ新人王に輝いた。2004年の松浦孝亮以来、日本人では2人目。
2位に入ったスコット・ディクソン(ニュージーランド)が5年ぶり2度目の年間総合王者となった。1位はエリオ・カストロネベス(ブラジル)で今季2勝目、通算14勝目。
≪的確な判断光り、新人王に≫今季からフル参戦した武藤が新人王に輝いた。日本人歴代最高の2位となった第8戦はもちろん、シーズンを通して、的確な状況判断のもとでのドライビングが光った。
米国生活にも慣れたそうで、実りの多い1年になったとの実感を得ているようだ。ただ、ピット出入時のミスが目立つなど課題も。本人は「予想以上に難しいシーズンだった。来年は優勝を目指して戦いたい」とさらなる飛躍を誓っていた。(共同)
2008年9月8日のニュース
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