米調査、日本車が9部門で品質首位

[ 2008年6月5日 06:00 ]

 米調査会社JDパワー・アンド・アソシエイツが4日発表した2008年の自動車品質調査で、17部門ある車種別の首位は、トヨタ自動車など日本勢が9部門(昨年は19部門中7部門)と過半数を占め、欧米や韓国勢との差が縮まってきたとされる品質で、日本車が底力を示した形となった。

 トヨタが大型高級車の「レクサスLS」など3部門、ホンダも小型車の「シビック」など3部門でトップを獲得。日産自動車が2部門、マツダが1部門だった。
 ただブランド別のトップには3年連続でドイツの「ポルシェ」が選ばれ、日本勢による首位奪還はならなかった。日産自動車の高級車部門「インフィニティ」(昨年9位)が2位に躍進、3位はトヨタ自動車の高級車部門「レクサス」(同2位)だった。
 調査対象は、米国で販売された08年型新車。8万台以上の利用者へのアンケートをまとめた。

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2008年6月5日のニュース