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体重超過の堤駿斗 当日計量は制限内でパス 「ボクサーとしてしっかり戦いたい」モレノ戦は成立

[ 2024年4月17日 10:26 ]

プロボクシングフェザー級10回戦   堤駿斗(志成)―アンセルモ・モレノ(パナマ) ( 2024年4月17日    東京・後楽園ホール )

当日計量をパスした堤
Photo By スポニチ

 アマ13冠でWBC世界フェザー級(57・1キロ)8位の堤駿斗(24=志成)が17日、都内で同級10回戦(後楽園ホール)の当日計量に臨み制限内の60・95キロでパス。元世界王者でWBA世界同級9位アンセルモ・モレノ(38=パナマ)との一戦は成立することとなった。

 モレノ陣営らが見守る中、計量を終えた堤は「モレノ選手のおかげで試合をさせてもらえる。リングに立つ以上ボクサーとして相手にリスペクトを持ってしっかり戦いたい」と前を向いた。

 堤は16日の前日計量では58・7キロと1・6キロの体重超過を犯し、再計量でもわずか50グラムしか落とせず。この日の試合は61・12キロ以内なら試合を実施することで両陣営が合意していた。

 堤は昨年10月のプロ4戦目でも前日に高熱を理由に試合をキャンセルしており、計量“失敗”は今回が2度目。日本ボクシングコミッション関係者によると半年のライセンス停止処分が濃厚。堤は「頑張ります」と言葉を絞り出して会場を後にし、今夜のモレノ戦に備えた。

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