4階級制覇王者・田中恒成 井岡VSマルチネスに胸中複雑！？ 4団体統一後のバンタム転級プランも
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プロボクシング世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の田中恒成（28＝畑中）が13日、都内のWOWOW辰巳放送センターで番組収録に臨んだ。
『エキサイトマッチSP「田中恒成vsバカセグア」「中谷潤人vsサンティアゴ」』（4月22日午後9時WOWOWライブ＆オンデマンド）のスペシャルゲストとして、2月に行われた自身と同級2位クリスチャン・バカセグア（26＝メキシコ）の王座決定戦を解説した。
試合は8回に田中がダウンを奪うなど大差の判定勝ち。「序盤の試合のつくり方はよかった」と振り返った一方でKOの好機を逃した9回について「あそこでKOしていたら印象が変わった試合。そこが一番良くなかった」と初のセルフ解説に反省しきりだった。
「まず戦いたい相手」と試合後のリング上で話していたIBF同級王者フェルナンド・マルチネス（32＝アルゼンチン）は7月に、WBA世界同級王者の井岡一翔（35＝志成）と統一戦を行うことが決定的となっている。「理想の展開が…と思った」と苦笑しながら「あくまで理想。それはそれでやることは変わらない」と夏ごろに行うことが有力な次戦に向けてすでに練習を再開していることを報告。
今後についてはスーパーフライ級での4団体統一が一番の目標と語る。その後のバンタム転級プランも明かし「まずは防衛。そして（スーパーフライ級）統一を目指す。他のチャンピオンたちが大きい試合ばかりなので、そこに印象で負けないようにいい勝ち方をしたい」と次戦に闘志を燃やした。
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