【ボクシング年間表彰式】井上尚弥　歴代最多6年連続7度目MVP受賞「100点つけてもいい」

＜ボクシング2023年度年間優秀選手表彰式＞最優秀選手賞を受賞する井上尚弥（撮影・沢田　明徳）
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　ボクシング23年度年間表彰式が19日、都内のホテルで行われ、最優秀選手賞（MVP）とKO賞、年間最高試合（世界戦）を受賞したスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（30＝大橋）が出席した。MVP受賞は6年連続7度目で歴代トップ。「100点をつけてもいいと思える年。またこういった名誉ある賞を受賞できるように頑張りたい」と自らを称えた。

　防衛戦となる次戦はWBC同級1位ルイス・ネリ（29＝メキシコ）を相手に5月6日に東京ドームで行うことが濃厚。「準備はしているし気合も入っている。しっかりと契約が結ばれること（を願う）」と90年のタイソン―ダグラス戦以来、34年ぶりの東京ドームボクシング興行に意欲。所属ジムの大橋秀行会長も「来月中には発表できる」と話した。

　5月予定の次戦を含め9月、12月の年間3試合構想を明かした井上は「その3試合でも圧倒的な差を見せて今年も突き進みたい」と絶対王者に君臨し続ける覚悟だ。