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【ボクシング年間表彰式】井上尚弥「圧倒的な差を見せて突き進みたい」 ネリ戦は大橋会長「来月中には…」

[ 2024年2月19日 15:57 ]

<ボクシング2023年度年間優秀選手表彰式>最優秀選手賞を受賞する井上尚弥(撮影・沢田 明徳)
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 ボクシング2023年度年間優秀選手表彰式が19日、都内の東京ドームホテルで行われ、スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)が最優秀選手賞(MVP)とKO賞、年間最高試合(世界戦)を受賞した。

 6年連続7度目のMVPに輝いた井上は「もう7度目なんだなと。6年連続かと振り返ると、凄いなと自分でも思うくらいの年月をやってきた。またこういった名誉ある賞を受賞できるように頑張っていきたい」と語った。

 スーパーバンタム級転級初戦となった昨年7月のスティーブン・フルトン戦は年間最高試合(世界戦)に選ばれた。「自分の中で本当にやりき切れるのかという思いがあった」と振り返りながら8回TKO勝ち。その後、同12月のマーロン・タパレス戦では10回TKO勝ちで史上2人目の2階級4団体王座統一を達成し「満足する年になった。結果的に100点をつけてもいいんじゃないかなと思う」としみじみと語った。

 次戦はWBC同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)を相手に5月6日に東京ドームで防衛戦を行うことが濃厚となっている。「うわさされている5月の試合に向けて、準備はしている。気合入っているし、しっかりと契約が結ばれること。それだけ」と静かに闘志を燃やす。所属ジムの大橋秀行会長も「いろいろと(報道が)出ているけど、来月中にはきっちり発表できる」と話し、井上は「そこ(5月の試合)もしっかりとクリアして、今年は9月と12月ごろに3試合できたらいい。その3試合でも圧倒的な差を見せて今年も突き進みたい」と力強く意気込んだ。

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