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【ボクシング】嶋田淳也が2回KO勝ちで6戦全勝キープ 元WBO―AP王者を圧倒

[ 2024年2月3日 20:35 ]

フェザー級8回戦   嶋田淳也(帝拳)―ジェトロ・パブスタン(フィリピン) ( 2024年2月3日    後楽園ホール )

2回KO勝利を挙げた嶋田
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 プロ5戦全勝のWBOアジア・パシフィック・フェザー級10位の嶋田淳也(25=帝拳)が2回1分33秒のKO勝ちで6連勝を飾った。

 元WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者で、50戦目を迎えた34歳のパブスタンに対し、序盤からパンチを上下に打ち分けると、2回に強烈な左ボディーを打ち込みダウンを演出。相手に10カウントを聞かせた。試合後は「もう少しやりたかった」と浮かない表情を浮かべながらも、KOを見据え取り組んできた圧力をかけ続けるスタイルが結実し「左ボディーは狙っていたパンチ。練習してきた強いパンチを打つことができた」と汗を拭った。

 この日の相手は左構え。高校、大学時代は苦手としてきたが、WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の藤田健児(30)やWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25)ら同門の左構えの選手とスパーリングを重ねたことで「苦手意識はなくなった」とこの日の快勝につなげた。

 現在は日本フェザー級15位で、今年中のタイトル挑戦を目標に掲げる。「日本でも東洋でも(WBO)アジア・パシフィックでもチャンスがあるところでやりたい」と自身初の日本ランカーとの対戦も見据えた。

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