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井上尚弥 5・6にネリ戦実現すれば「自分対ネリの戦いに」 過去の“因縁”は持ち込まず

[ 2024年1月29日 16:41 ]

番組収録後、撮影に応じる井上
Photo By スポニチ

 プロボクシングスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)が29日、『井上尚弥出演!エキサイトマッチSP 「井上尚弥vsタパレス」』(2月5日午後9時からWOWOWライブ&オンデマンドで放送)の収録に臨んだ。

 一部報道では防衛戦となる次戦ではWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)と5月6日に東京ドームで対戦することが決定的と報じられているが「報道が出てる日にちと東京ドームの空き状況を見ると、何となくここかなっていうところが見えてくる。そうすると結構みんな来やすいんじゃないかなと思う」と笑顔ではぐらかしながら「そこに向けてなんとなくはやっている」と今月中旬から次戦に向けたジムワークを開始していることを報告した。

 東京ドームでのボクシング興行は90年のタイソン―ダグラス戦以来、34年ぶりとなる。過去に昨年3月のWBCや音楽イベントに客として訪れた経験もあると明かし「ボクサーで東京ドームでメインを張るとなれば、それはモチベーションになる。あとはそこを満員にできるかどうかもモチベーションの一つになってくる」と強調した。

 対戦相手として名前の挙がるネリに対しても「実力はもちろんあるし、回転力の中に力強さも入ってくる。侮れない相手ではある」と警戒した。17年8月、当時のWBCバンタム級王者の山中慎介にKO勝ちしたが、その際の検査でドーピングの陽性反応を示した“悪童”に対し「今回そこに関しては厳格にいきたいと思っている。できれば週一くらいのペースで」と真っ向勝負を歓迎した。

 その上で「過去の因縁を持ち込んで試合をしようという気はない。この試合が決まれば自分対ネリの戦いとしてしっかりと挑んでいきたい」と強気に話した。

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