×

拳四朗と壮絶な打ち合いにファン興奮!惜敗のカニサレスがトレンドランク入り「勝ちでもおかしくなかった」

[ 2024年1月23日 22:39 ]

10回、カニサレスを攻める寺地 (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 WBC&WBA世界ライトフライ級タイトルマッチが23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)がWBA1位の指名挑戦者でWBC2位のカルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)を判定2-0で下し、WBC4度目、WBA3度目の防衛に成功した。ネットでは敗れたカニサレスを称える声が多く、トレンドランク入りを果たした。

 最初にダウンを奪ったのは寺地。2回に相手の左フックに合わせて、カウンター右フックでダウンを奪った。しかし3回に寺地の右に合わせて、カニサレスが右ストレートをカウンターでダウンを奪い返した。その後も壮絶な打ち合いの展開に。

 8回終了時点の公開採点では1人がドロー、2人が寺地2ポイントリードだったが、その後もカニサレスの猛攻をしのいで、対日本選手2勝1分けの難敵カニサレスに判定で勝利。世界戦勝利数は具志堅用高と並んで日本歴代3位の14勝に到達した。具志堅の世界王座連続防衛13度は今も日本記録。寺地はかつて目指した記録とは違う形でレジェンドに肩を並べた。

 ネットでは敗れたカニサレスがトレンドランク入り。「めっちゃ強かった!」「いいボクサーだった」「カニサレスの勝ちでもおかしくなかった」「カニサレスは見応えあって良かった」「本当に怖くて仕方なかった」「カニサレスの評価が上がった試合」とカニサレスを称える声が多く上がった。

続きを表示

この記事のフォト

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年1月23日のニュース