元120円Jリーガー安彦孝真　右肩脱臼で続行不可能に…リングで号泣「今まで感じたことがない悔しさ」

リングに倒れこんた安彦孝真
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　元年俸120円Jリーガーとして知られている安彦考真（45）が、19日に開催されたFIGHT　CLUBに出場。全試合オープンフィンガーマッチのYA―MANがプロデュースする大会で、68キロ契約で、高いKO率を誇る剛腕ファイター前口太尊（飯伏プロレス研究所）と対戦。背番号41のYS横浜のユニホーム姿で登場したが、2R2分47秒、右肩を脱臼して試合続行不可能と判定されて敗れ、リング上で号泣した。

　「倒れる前に右ストレートを打ち合った時に外れた。巻き返しができるタイミングだったので悔しかった。まだまだ現役を続けるつもりだし、このまま終わりたくはない。人に勇気を与えたいし、苦しんでいる人の一歩になればと思っている。途中でストップしてしまい、今まで感じたことがない悔しさ」

　安彦は20年限りでJリーガーを引退し、格闘家に転向したが、プロとしてのデビュー戦が昨年2月のRISE　FIGHT　CLUB、元プロ野球・西武の相内誠と対戦してKO勝ち。今年9月末には、格闘家になって以来約2年半所属した小比類巻道場を退会していた。