元女子世界王者の真道ゴー「男子と殴りあえる」　12月の準公式試合はプロ2勝の石橋克之と対戦

グリーンツダジムの（左から）真道ゴー、本石昌也会長
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　ボクシングのグリーンツダジムは26日、元WBC女子世界フライ級王者で、性別適合手術と戸籍変更を経て男子選手として活動を目指す真道ゴー（36＝グリーンツダ）が12月10日に臨む準公式試合（バンタム級3ラウンド、エディオンアリーナ大阪）の対戦相手は石橋克之（姫路木下）に決まったと発表した。石橋の戦績は2勝（1KO）2敗1分け。

　真道は所属ジムを通じて「準公式試合で現役プロ選手と対戦できることをうれしく思っています。対戦相手の石橋選手は現役のプロで活躍している中で準公式試合に出場し、試合をしていただけることに感謝しております。いよいよリングで男子プロボクサーと試合ができる、男子プロボクサーと殴り合える。自分自身、本当に楽しみにしています。先のことは考えず12月10日に向け全力で頑張ってまいります」などとコメントした。

　準公式試合は3分3ラウンドで勝敗を決する。使用グローブは8オンスを予定。プロの公式戦と同じく前日計量を実施し、レフェリー、ジャッジのオフィシャルもプロ公式戦と同じ。グリーンツダジムの本石昌也会長は「見た目はプロの試合と何ら変わりない」と説明している。