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拳四朗 “代役”相手の防衛戦へ「今は何も思っていない。勝って次につなげられれば」前日計量

[ 2023年4月7日 16:52 ]

プロボクシング「Prime Video Presents Live Boxing」

<ダブル世界戦・前日計量>軽量をパスしポーズを決める寺地拳四朗(撮影・西尾 大助)
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 前日計量が7日、都内のホテルで行われ、WBC&WBA統一世界タイトルマッチ12回戦に臨む統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)はリミットより300グラム軽い48・6キロでパスした。48・5キロで同じく一発パスした挑戦者のWBA同級4位アンソニー・オラスクアガ(24=米国)と計量後にフェースオフで約19秒間、視線を合わせて最後は笑顔で握手を交わした。

 当初は3団体統一戦のはずが、WBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)の病気により、別の相手を迎えての防衛戦に変更された。目標に掲げていた年内の4団体統一が厳しい状況となり、モチベーションの低下が懸念される。本人は「(3団体統一戦ではなくなり)2、3日はショックがあったけど、練習するうちに切り替えられた。今は何も思っていない。勝って次につなげられれば」と既に気持ちを整理できたことを強調。相手が左構えのゴンサレスから右構えのオラスクアガに代わった点についても「オーソドックスの京口選手ともやっているので、そのイメージでやる」。前回の試合、2団体統一を果たした昨年11月の京口紘人(ワタナベ)戦の経験を生かす考え。「明日、絶対にKOで勝ちます」と快勝を約束した。

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2023年4月7日のニュース