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亀田和毅 井上尚弥と対戦する同階級の2団体王者フルトンの印象「ちょっとメイウェザーみたいな感じ」

[ 2023年3月25日 06:00 ]

亀田和毅
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 ボクシングの元世界2階級王者で、WBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31=TMK)が24日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と7月に対戦が延期になったWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)の印象について語った。

 当初、5月7日に横浜アリーナで予定されていたが井上が練習中に拳を負傷したため7月に対戦が延期になった。

 フルトンの印象について「逃げる選手やな。打って逃げる、打って逃げるみたいな選手。アメリカの選手は足が速い」と話した。その上で「井上選手が足の速い選手とどういう戦い方をするんか。ジャブの突き合いになると思う。打って逃げてのフルトンに井上選手がプレッシャーをかけていくと思う。井上選手は中間距離で待って、フルトンを来させる作戦もあると思う。フルトンが逃げて井上選手が追っかける展開になるとフルトンのペースになってしまうからね」と展開を予測した。

 相手が“逃げる”展開で思い出されるのが、井上がバンタム級の4団体統一戦で対戦したポール・バトラー(英国)。しかし“逃げる”スタイルでもフルトンは違うスタイルだという。「バトラーはガードを上げて逃げる選手。フルトンはL字やから。L字ディフェンスで逃げるし、手も長いからちょっとメイウェザーみたいな感じ」と分析した。

 そして「パンチはないけど、ないからこそ逆に見てまう可能性もある。パンチをもらってもダメージはないけど、ポイントになる。フルトンは打ち込む選手じゃないから俺は1ラウンドが大事だと思う」と話した。

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2023年3月25日のニュース