【ONE】ハム・ソヒ　“因縁”の平田樹に判定勝利！終始試合をコントロールして圧倒

プレッシャーをかけるハム・ソヒ（右）（C）ONE　Championship
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　アジア史上最大のスポーツメディア・プロパティ「One　Championship」が25日にシンガポールで「ONEファイトナイト8」を開催した。女子アトム級ワンマッチは元RIZINスーパーアトム級王者のハム・ソヒ（韓国）が平田樹（フリー）に判定勝利を収めた。

　両者は昨年11月19日に開催された「ONE　163」で対戦予定だった。前日計量でソヒは過度な水抜きを抑制するため、尿比重を計測するハイドレーションテストもクリアして114ポンド（51・70キロ）で計量クリア。しかし平田は1度目の計量でハイドレーションテストもクリアできず、体重も約200グラムオーバーしていた。2時間後の再計量でも体重を落としきれずにハイドレーションテストもクリアできなかった。平田の計量失敗でキャッチウエイトでの対戦を提案されたソヒは拒否。自身のインスタグラムで怒りのメッセージをつづっていた。

　“因縁”となった両者の試合が再びマッチメークされた。試合は1Rからソヒがスタンディングでプレッシャーをかけながらパンチや蹴りを打ち込む。平田もタックルを狙うが、全てソヒが対応してテイクダウンを許さなかった。平田がソヒの打撃に逃げる場面あり、3Rには平田の積極性が欠けることからイエローカードが出された。終始ソヒが試合をコントロールして判定3―0で勝利して9連勝を決めた。