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新日本1・8横浜アリーナ大会にノア参戦! ノア清宮はオカダ・カズチカ戦熱望「後悔させてやる」

[ 2021年11月20日 18:10 ]

来年の新日本1・8横浜アリーナ大会でノア勢の参戦が決まりフォトセッションに収まるノアの清宮(右)と新日本・棚橋
Photo By スポニチ

 新日本プロレスは20日、東京都内で会見し、来年1月8日の横浜アリーナ大会にプロレスリング・ノアの選手が参戦すると発表した。対抗戦か交流戦かなどを含め、試合数、対戦カードなどは今後発表される。新日本の大張社長は「カード編成は未決定です。それぞれの選手に様々なバックグラウンド、因縁もある。選手それぞれが誰と戦いたい、組みたいかなど、くみ上げて考えたい」と話した。

 新日本は先日、来年旗揚げ50周年を迎える2022年の施策会見でドリームカードの実施を表明。「レッスルキングダム16」の第3弾として行われる同大会が50周年ドリームマッチの第一弾となる。

 ノアが新体制となってからは初めての交流。会見では大張社長が「脱コロナに向けプロレスの力でみなさまが夢をもって元気になるような年にしたい貢献したいとノアさんと合意した。ファンの皆様が立ち上がる心の原動力になりたい」と経緯を説明。ノアの武田取締役は「閉塞感を打ち破る大会にしたい」と意欲を示した。

 選手を代表して新日本から棚橋弘至、ノアから清宮海斗が登壇。緑のジャケット姿の清宮は「個人的には対抗戦しかないんじゃないか。世間的には日本のプロレス=新日本プロレス。業界1位だと認識している。正直、俺は世間の認識にめちゃくちゃむかついている。リング上ではノアのプロレスが覆していきたい」と豪語。対戦相手については「かつて俺はオカダとやりたいと言った時に、散々怒られたました。あれから1年半。俺はレインメーカーとやらせていきいたい」と改めてオカダ・カズチカを指名。続けて「新日本プロレスには、今まで見たことない新しい景色が見えるんじゃないですか。(清宮をリングに上げて)やってしまった…と、(新日本を)後悔させてやりますよ」とぶちまけた。

 一方、棚橋は「この話を聞いた時、新日本の選手は燃えてくるだろうな。選手の成長を証明できる。やるからには全試合、新日本対ノアが選手としての希望です。そこで結果を出します。新日本の方が選手数が多いし、対抗戦に誰がどの選手が名乗りをあげるか。そういう競争も生まれてくる。とても楽しみです」と興奮気味に話した。

 出場が予想される両団体の選手もビデオメッセージで登場。新日本のオカダ・カズチカは「正直何も感じていないですね。(ノアは)どの選手が活躍しているか、誰がチャンピオンかも知れない。興味がない。(武藤は)素晴らしいだったですね、過去形ですね」と、新日本OBでもあるレジェンドを過去の人呼ばわりするなどばっさり。

 方や武藤敬司は「うれしいですよ。業界のトップは新日本なんだから。俺のひとつの自慢は、世界じゅうのトップと言われるトップとやりましたからね。でも、オカダってのを知らない。もしやるなら俺のキャリアの中にひとつ加わるかな。自信はあるよ。武藤敬司、ノア所属で良かったなと言わせる試合をしますよ」とメッセージを寄せた。

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2021年11月20日のニュース