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“現役看護師”津端ありさ、判定負けでベスト8進出ならず

[ 2020年3月7日 01:19 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第4日 ( 2020年3月6日    ヨルダン・アンマン )

女子ミドル級の初戦で敗れた津端ありさ
Photo By スポニチ

 女子ミドル級1回戦で26歳の津端ありさ(西埼玉中央病院)はソン・スヨン(韓国)に0―5で判定負けし、ベスト8入りはならなかった。

 父が日本人、母がタヒチ人の津端は現役の看護師で、24歳の時にダイエット目的でボクシングを始めたばかり。病院で昼夜の勤務をこなしながら練習を続け、最初の公式戦となった昨年の全日本女子選手権で1試合にRSC勝ちして日本代表入りした。この試合が公式戦2試合目で、左を伸ばしながら右を打ち込んだが、打ち終わりの被弾が多く、連打もなかなか出せなかった。3ラウンドにはパンチで鼻から出血し、2度ドクターチェックを受けながら打ち合ったものの、左ボディーを効かされてスタンディングダウンも取られた。

 今予選で5階級に出場している日本女子はフェザー級の入江聖奈(日体大)が9日の準々決勝へ進出。ライト級の濱本紗也(日大)とウエルター級の鬼頭茉衣(中京大大学院)は初戦で敗れた。フライ級の並木月海(自衛隊)は7日に初戦を迎える。

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2020年3月6日のニュース