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女子ウエルター級・鬼頭“ジャパニーズ・タイフーン”も8強入りならず

[ 2020年3月7日 00:43 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第4日 ( 2020年3月6日    ヨルダン・アンマン )

女子ウエルター級1回戦 2回、ウズベキスタン選手(左)のパンチを浴びる鬼頭茉衣(共同)
Photo By 共同

 女子ウエルター級1回戦が行われ、22歳の鬼頭茉衣(中京大大学院)は昨年のアジア選手権3位のマフトナコン・メリーバ(ウズベキスタン)に1―4で判定負けし、ベスト8入りはならなかった。

 鬼頭は開始ゴングからアグレッシブに前へ出てプレッシャーをかけた。ワンツーで組み立てるメリーバの右を何度も被弾しながら前へ出てフックを振るったが、1ラウンドは1―4で、2ラウンドも0―5で失った。だが、大学入学後にボクシングを始めたジムでの最初のスパーリング相手が男子B級プロ選手で、今も「遠慮せずにバチバチやりたい」と男子とスパーを行っている鬼頭は果敢に打ち合った。3ラウンドはクリーンヒットを連発してメリーバを後退させ、実況者が感心して「ジャパニーズ・タイフーン」と表現したほどだった。

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2020年3月6日のニュース