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衝撃TKO勝ちの井上尚弥、ドネアとの決勝へ「憧れの選手。楽しみ」

[ 2019年5月19日 21:59 ]

試合後の記者会見でドネア(右)と並ぶ井上尚弥
Photo By スポニチ

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント準決勝(18日=日本時間19日、英グラスゴー)で2回TKO勝ちし、決勝進出を決めた井上尚弥(26=大橋)が19日放送のフジテレビ「ボクシング井上尚弥WBSS準決勝」(日曜後9・00)に出演。インタビューに応じた。

 WBA王者の井上はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)から2回に3度のダウンを奪い、5階級制覇のWBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)との決勝へコマを進めた。

 快勝で試合を終えて「メンタル的な部分で解放された気分です」とホッとした表情。1ラウンド目は「パンチが届かない感じ。めちゃくちゃ硬かった」と振り返り「2ラウンド目はかなりリラックスできた。1ラウンド目にパンチが当たれば倒せるなという感覚があった。2ラウンド目のはじめにうまくパンチがヒットした。ショートで打てばあたるし、相手の意識が上にいってるなと思ってボディーを狙った」と勝因を分析した。

 ドネアとの決勝に向けては「憧れの選手と決勝で戦えるのは楽しみ」とコメント。いま一番やりたいことは?と聞かれると「家族とゆっくりしたい」と微笑んだ。

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