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船井龍一「令和」新世界王者1号へ自信 過去最高の状態「これで負けたら文句はない」

[ 2019年4月28日 15:05 ]

羽田空港で渡米前に取材に応じた船井龍一
Photo By スポニチ

 来月4日(日本時間5日)に米カリフォルニア州ストックトン でIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)に挑戦する同級1位の船井龍一(33=ワタナベ)が28日、渡米前の羽田空港で取材に応じ、王座奪取に自信を示した。

 「やり残したことはない。38戦の中でも今が一番調子がいい。これで負けたら文句はない。後はアメリカに行って過去最高の状態でリングに上り、練習してきたことを全部出して勝つだけです」

 初の米国での試合に備えて減量を早めに進め、すでにリミットまで残り3キロと「あす計量でも大丈夫」なほど順調。計量後のリカバリー食としてはレトルトのおかゆと缶詰のうなぎを持参した。また、時差を考慮して移動中にしっかり眠れるように、この日は午前3時に起床。出発までの時間を使い、龍一の名前にちなんで龍神を祀る荏原神社で必勝祈願もしてきた。

 勝てば、新元号「令和」での新世界王者1号となり、歴史に名を刻むこともできる。「それは結果としてついてくるもの。意識はするけど、とりあえずベルトを獲る。そこに集中します」。昭和生まれ、平成育ちの叩き上げボクサーは静かに闘志を燃やしていた。

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2019年4月28日のニュース