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ロドリゲスKO予告!両者計量パス 勝者に来春尚弥への挑戦権

[ 2018年10月21日 05:30 ]

WBSSバンタム級トーナメント1回戦&IBF世界バンタム級タイトルマッチ   王者エマヌエル・ロドリゲス《12回戦》同級3位ジェイソン・モロニー ( 2018年10月20日    米フロリダ州オーランドCEFアリーナ )

前日計量をパスし、ファイティングポーズをするロドリゲス(中央左)とモロニー
Photo By 提供写真

 前日計量が19日に行われ、王者ロドリゲスは約90グラムオーバーしたが、スパッツを脱いで量り直し、リミットの53・5キロでパス。挑戦者のモロニーは1回目に約270グラムオーバーしたものの、1時間後の再計量で100グラムアンダーの53・4キロでパスした。この試合の勝者は、来春に予定される準決勝でWBA世界バンタム級王者・井上尚弥と対戦する。

 無敗同士の対戦だが、ブックメーカーのオッズは、ロドリゲスの勝利が1・11倍で、モロニーは6倍。この試合が初防衛戦となるロドリゲスは「12ラウンドを戦う準備はしてきたが、12ラウンドを待たずに試合は終わるだろう」とKOを予告。モロニーは「この瞬間のために、全てを犠牲にしてきた。必ずタイトルを持って帰る」と意気込みを語った。

 《尚弥の姿なし》ロドリゲス―モロニー戦を観戦するため現地入りしている井上は混乱を避けるため、前日計量の会場には姿を見せなかったが、司会者は「勝者がナオヤ・イノウエと対戦する」と興奮気味にまくし立てた。井上はこの日更新した自身のインスタグラムで「会長に練習着一式を買ってもらったので、これからトレーニングします」と報告。出発前にはロドリゲスの勝利を予想し、「どちらが上がってきても対戦したらと考えながら見たい」と話していた。

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2018年10月21日のニュース