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三代大訓 判定勝利でデビュー6戦目にして王座奪取

[ 2018年6月20日 21:45 ]

判定2−1でタイトルを奪取した三代
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 ボクシングのOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチが20日、東京・ディファ有明で行われ、23歳の三代大訓(ワタナベ)が判定2―1で王者カルロ・マガレ(フィリピン)に勝利し、デビュー6戦目で王座を奪取した。

 最大のピンチを切り抜けた。王者優位で迎えた5回、マガレの右でぐらつき防戦一方になった。「諦めそうになったけど、たくさんの人が応援に来てくれていて、諦めるわけにはいかなかった」。ダウン寸前に追い込まる窮地をフットワークでしのぐと、ラウンドを重ねるごとに手数も増えて挽回した。

 ボディーで31歳のスタミナを削り、的確な右ストレートで王者の顔を赤く染めて逆転。ジャッジ全員が2点差の僅差の判定を制してベルトを巻いた。端正なマスクの新王者は「5回にパンチ利かされてプロで初めてやばいと思った。もっと努力して認められる王者になりたい」と力強かった。

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2018年6月20日のニュース