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比嘉、ブルーシールアイスで具志堅会長の敵討ち!?「会長は食べられずに負けた」

[ 2018年2月3日 14:22 ]

具志堅会長(左から2人目)からタコスをプレゼントされ、喜ぶフエンテス(右)。左は比嘉
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 ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ(4日、沖縄県立武道館)の前日計量が3日、那覇市内のホテルで行われ、地元で2度目の防衛戦に臨む王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)はリミットの50・8キロ、挑戦者の同級9位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)は200グラムアンダーの50・6キロでともに一発パスした。

 計量を終えると、比嘉を指導する具志堅用高会長がフエンテスに「沖縄で最高のものを店から届けさせた」というタコスをプレゼント。比嘉は具志堅会長が1981年に沖縄でWBA世界ライトフライ級王座14度目の防衛に失敗した際、試合前に食べられなかったというブルーシールのアイスクリームに舌鼓を打ち、「最高です。会長はアイスを食べられずに負けたから。会長の敵討ちです」と笑顔を見せた。また、37年前の試合で具志堅会長にすっぽんスープを差し入れした人物から同じものが届けられ、「試合前はいつもすっぽんを食べるけど、スープは初めて。幸せな気持ち」と話した。

 沖縄で世界戦が行われるのは具志堅会長が敗れて以来37年ぶり。比嘉には浜田剛史、牛若丸あきべぇ(現・渡部あきのり)に並ぶ15試合連続KO勝利の日本記録も懸かる。

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