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ロマチェンコ リナレス戦は5・12か 両陣営が交渉準備で現実味

[ 2018年1月30日 12:17 ]

ワシル・ロマチェンコ (AP)
Photo By AP

 ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)とホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ、帝拳)が激突するビッグマッチが現実味を帯びてきた。

 WBO世界スーパーフェザー級王者のロマチェンコは同級で圧倒的な強さを見せ、ライト級への転向は時間の問題。一方のリナレスはこれまでに3階級を制覇し、現在はWBA世界ライト級王座に君臨。27日に大差の判定勝利で3度目の防衛に成功した。

 リナレスは日本の帝拳ジムとオスカー・デラホーヤ氏が設立した米国のゴールデンボーイプロモーションズに所属。ロマチェンコはボブ・アラム氏が主宰するボクシングプロモーション会社「トップランク」と契約を交わしている。

 デラホーヤ氏はロマチェンコ―リナレス戦の実現へ向けて先手を打ち、ロマチェンコ陣営に対して「連絡をくれ」とメッセージを発信。これを受けてアラム氏も前向きな姿勢を示している。以下は米国のボクシングサイト「ボクシングシーン・ドットコム」が29日に掲載したアラム氏のコメントだ。

 「リナレスが防衛戦で右手を負傷したこともあり、交渉はまだ始まっていない。そうした状況下で交渉を始めることはバカげているからね。まずは帝拳ジムに確認を取り、それからゴールデンボーイプロモーションズとの交渉になる。試合の開催日に関しては、4月28日(日本時間29日)と5月12日(同13日)が可能性としてあるが、リナレスの負傷を考えると5月12日になるだろう」。

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2018年1月30日のニュース