松本亮 世界初挑戦「すごくうれしい 一発で獲りたい」
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ボクシングの大橋ジムは１９日、横浜市内の同ジムで会見を開き、元東洋太平洋スーパーフライ級王者で現ＷＢＡ世界スーパーバンタム級１３位の松本亮（２３＝大橋）が来年２月２８日、東京・後楽園ホールでＷＢＡ同級王者ダニエル・ローマン（２７＝米国）に挑戦すると発表した。松本は２２戦２１勝（１９ＫＯ）１敗の右ボクサーファイターで世界初挑戦。９月に前王者・久保隼（２７＝真正）に９回ＴＫＯ勝ちして王座を奪ったローマンは初防衛戦で、２６戦２３勝（９ＫＯ）２敗１分け。
松本はやや緊張気味に「すごくうれしい。一発で獲りたい。練習をもうワンランク上げてやっていこうと思う」と抱負を述べた。ローマンについては「バランスが良くてパンチをつなげてくる。打ち合いで負けないようにしたい」と感想を語り、「必ず世界王者になるので応援してほしい」とファッション誌でモデルを務めたこともある端正な表情に笑顔を浮かべた。
松本は小６で大橋ジムに入門し、中３時にＵ―１５全国大会で優勝。大橋秀行会長の母校・横浜高では高校４冠を達成し、１１年１２月にプロデビューした同会長の秘蔵っ子だ。１４年１２月には東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得（返上）したが、１６年５月のプロ１８戦目で５回ＴＫＯ負け。高校時代に手術を受けた副甲状腺の病気が再発したためで、再手術して同年１２月に再起してからは４連勝を飾っている。
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