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涙ぐむ大仁田 ミスターポーゴさんを追悼「まさに盟友 本当に感謝しています」

[ 2017年11月12日 18:24 ]

 WWSプロレスの「ミスターポーゴ追悼興行」は12日、群馬・伊勢崎第2市民体育館で開催され、超満員の観衆の中、今年6月に66歳で亡くなったミスターポーゴさんにゆかりある選手が多数出場した。メーンイベント前には赤い革ジャンを着た大仁田厚が来場し、リング上で感謝とお別れの言葉を述べた。

 ミスターポーゴさんの遺影を持った大仁田は10カウントゴングを聞き終えると涙ぐむ場面も。リングを下りるとステージ上に設けられた祭壇の前で目を伏せ、しばらくの間、手を合わせて無言で語りかけているようだった。

 あいさつを終えた大仁田は「俺のプロレス人生の中で、この人がいなかったら今の俺はなかった。まさに盟友だった。本当に感謝しています。昨夜からFMWの時のポーゴさんとの戦いや、最近のWWSに参戦した時のポーゴさんとの会話なんかが何度も浮かんできてさ…。俺も還暦を迎えて引退したことの報告と、これまでのお礼と、そして、さよならを伝えました」としんみりとした様子で語った。

 記者からは「復帰はいつですか?」と問いかけられたが、大仁田は「それはありません」と苦笑いを浮かべて立ち去った。

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2017年11月12日のニュース