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ジロリアンに敢闘賞 元高校球児をKO撃破、マジックも魅せた

[ 2017年11月4日 05:30 ]

プロボクシング 第74回東日本新人王トーナメント決勝戦 ( 2017年11月3日    後楽園ホール )

東日本新人王決勝戦スーパーフェザー級 2R、今井(左)を攻めるジロリアン陸
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 11試合が行われ、不戦勝の1階級を含む12選手が西軍代表と対戦する全日本新人王決定戦(12月23日、後楽園ホール)へ進出した。最優秀選手は全勝対決に1回TKO勝ちしたスーパーバンタム級の飯見嵐(いいみ・あらし、21=ワタナベ)。技能賞はフライ級の藪崎賢人(20=セレス)、敢闘賞にはスーパーフェザー級のジロリアン陸(29=フラッシュ赤羽)が選ばれた。

 スーパーフェザー級は、ラーメン二郎を愛するジロリアンが、元高校球児で広島・鈴木誠也と同級生の今井をKOした。ラーメンが描かれたジャンパー姿で入場し、現役マジシャンらしくトランプのマジックを披露。3回に相打ちの右でダウンを奪い、最後はカウンターの左フックで仕留めた。14年のデビュー戦でお笑い芸人のロバート山本にTKO負け後は8連続KO勝利。前日計量後、神保町の「二郎」で3週間ぶりにラーメンにありついたそうで、「減量中は頭がおかしくなるぐらい食べたくなる。明日は千住大橋店へ行きます」と宣言した。

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