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36歳大竹秀典 初防衛に成功「まだまだ現役を続けるつもりです」

[ 2017年7月19日 22:26 ]

次戦で対戦する大竹秀典(左)と丸田陽七太(右)。中央は金子健太郎会長
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 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・大竹秀典(36=金子)が挑戦者の同級14位・臼井欽士郎(37=横浜光)に10回3分4秒KO勝ちして初防衛に成功した。大竹は34戦29勝(13KO)2敗3分け、臼井は33戦27勝(11KO)6敗。

 序盤はプレスをかける大竹に対して臼井が積極的に打ち込み、4回終了時の公開採点は2―0(39―37×2、38―38)で臼井がリード。しかし、中盤からは大竹のペースが上がり、右ストレートや左右のボディーで徐々に臼井を追い詰めた。8回終了時の公開採点で2―0と逆転(76―76、77―75、78―74)した大竹が10回、猛ラッシュをかけると臼井はたまらずダウン。コーナーからタオルが投げ込まれ、TKO勝ちとなった。

 この試合の勝者は10月13日、後楽園ホールで指名挑戦者の丸田陽七太(20=森岡、WBCユース・バンタム級王者)と対戦することが決まっている。試合後は観戦に来ていた丸田がリングに上がり、17歳上の大竹と2ショットで撮影。「噂のイケメン君です」と丸田を迎え入れた大竹は「練習してきたことをもっと出したい。まだまだ現役を続けるつもりです」と、ホープを退けての2度目の世界挑戦実現へ意欲を見せていた。

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2017年7月19日のニュース