×

“ダイナマイト・ボーイ”京口 世界初挑戦で「丈ちゃんみたいに必ずKOで勝って王者に」

[ 2017年7月19日 17:08 ]

練習を公開した京口(左)    
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(23日、東京・大田区総合体育館)で世界初挑戦する同級9位の京口絋人(23=ワタナベ)が19日、東京都品川区のワタナベジムで公開練習を行った。

 スパーリングは行わなかったが、ミット打ちでは鋭い左ボディーアッパーを披露し、再軽量級ながら7戦全勝6KOのパンチ力をアピール。体重はリミットまで「あと2・8キロ。いつもより順調に来てます」と明かし、エアロバイクを40分漕いでたっぷりと汗を流した。

 3度防衛中の王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)を破り、デビューから1年3カ月で世界王座を獲得すれば国内最速記録。8戦目での獲得なら中1から2年間、大阪帝拳ジムで練習した際にアドバイスを受けた元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎に並ぶ。この日は辰吉から当時もらったという、背中に「Joe」とデザインされた練習着を着て登場。「験担ぎじゃないですけど、一緒に戦えれば。丈ちゃんが教えた選手では世界王者第1号になると思うので頑張ります。丈ちゃんみたいに必ずKOで勝って世界王者になります」と意気込んだ。

 愛称はジムの大先輩の前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志の「KOダイナマイト」にちなんで「ダイナマイト・ボーイ」。内山は試合当日にテレビゲストで来場することが決まっており、「内山さんもKOで世界奪取している。僕もしないとダメかなと。使命じゃないけど、そう感じる」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月19日のニュース