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渡部 ジム移籍2戦目で初勝利を狙う「いい環境 早く結果を出して恩返しできれば」

[ 2017年5月7日 16:00 ]

ジム移籍後初勝利を目指す渡部あきのり(右)と対戦相手のナハク                             
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 ボクシングの元日本、東洋太平洋ウエルター級王者の渡部あきのり(31=角海老宝石)がジム移籍2戦目で初勝利を狙う。スーパーウエルター級8回戦(8日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、渡部はリミットの69・8キロ、対戦相手のマキシ・ナハク(インドネシア)は69・7キロでパスした。

 浜田剛史と並ぶ15試合連続KO勝利の日本記録を持つ渡部は昨年、野口ジムから角海老宝石ジムは移籍。しかし、1月の移籍初戦では井上岳志(ワールドスポーツ、現日本スーパーウエルター級王者)に0―3で判定負けしていた。前回については「実戦から1年以上離れていたのが敗因」と話し、「4カ月でコンスタントに試合を組んでもらってありがたい。角海老宝石ジムは中・重量級の選手も多いし、プロ選手にとっていい環境。早く結果を出して恩返しできれば」と話した。現在はジムの近くに住み、週末だけ家族が待つ都内の自宅へ戻る二重生活。「とりあえず日本ランキングに戻って、その後は組まれたマッチメークで結果を出したい。ここで勝てばもう1回、流れに乗れると思う」と意気込んだ。

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2017年5月7日のニュース