村田大興奮！ジョシュアに続く　ロンドン金仲間が新旧交代実現

ＷＢＡ世界ミドル級王座決定戦   同級１位アッサン・エンダム≪１２回戦≫　同級２位・村田諒太 （ 2017年5月20日    有明コロシアム ）

村田諒太
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　日本人２人目のミドル級世界王者を狙う村田諒太（３１＝帝拳）が同じロンドン五輪金メダリストに刺激を受けた。同五輪スーパーヘビー級を制したＩＢＦ世界ヘビー級王者ジョシュア（英国）が４月２９日、ダウンの応酬の末に元３団体統一王者のクリチコ（ウクライナ）に１１回ＴＫＯ勝ち。９万人の地元大観衆の前で激闘を演じ、新旧交代を実現させた。

　同五輪ミドル級金メダルの村田も「めちゃめちゃ面白かった」と興奮した様子。五輪のジョシュアは地元判定に助けられた印象としながらも「今や世界のトップスターになった」と感慨深げに話した。ロンドンの金メダリストはジョシュアら４人が既に世界王者となっており「続けるように頑張ります」と誓った。

　１日は最初にパワーのあるメキシコ人、次にスピード派の米国人と、普段とは相手の順番を入れ替えて６ラウンドのスパーリング。「違う刺激を入れないとマンネリ化するので」と説明した。この日から銀座や六本木など東京メトロの主要１２駅で試合をＰＲするデジタルサイネージ（電子広告）もスタート。「試合の月になったけど、あと１０日ぐらいはしっかり追い込めると思う」と話した。