ロマチェンコ　９回ＴＫＯでＶ２成功　元王者ソーサを圧倒

ロマチェンコ（右）のパンチがソーサの顔面をとらえる　（ＡＰ）
Photo By スポニチ

　プロボクシングのＷＢＯ世界スーパーフェザー級タイトルマッチは８日（日本時間９日）に米国メリーランド州で行われ、王者のワシル・ロマチェンコ（２９＝ウクライナ）が挑戦者でＷＢＡ同級元王者のジェーソン・ソーサ（２９＝米国）を９回ＴＫＯで下し、２度目の防衛に成功した。

　試合は開始からロマチェンコがソーサを圧倒。９回終了後、ダメージの深いソーサを見かね、コーナーがレフェリーに棄権を申し出た。初防衛戦に続きパーフェクトな勝利を飾ったロマチェンコ。これで戦績を９戦８勝（６ＫＯ）１敗とした。一方、ソーサは２６戦２０勝（１５ＫＯ）２敗４分。試合後には「本当に何もできなかった。彼は偉大なファイターだよ」と完敗を認めていた。