元なでしこリーガー佐山万里菜 １５日ボクサーデビュー「ワクワクする」
Photo By スポニチ
ボクシングに転向した元なでしこリーガーの佐山万里菜（２９＝ワタナベ）が１５日、東京・後楽園ホールでデビュー戦に臨む。当初の予定から対戦相手が変更となり、ニラポーン・スックサーソンクロチュンマイ（タイ）とフライ級４回戦で対戦。１４日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）で行われた前日計量はリミットの５０・８キロでパス。ニラポーンは５０・３キロでクリアした。
２０１３年までＡＣ長野パルセイロレディース（当時チャレンジリーグ、なでしこ２部相当）でプレーした佐山は「ワクワクする。緊張もないし、早く試合がしたい」とリラックスした様子。もともと緊張するタイプではなく、サッカーでもアンセムが流れる入場時は闘志を燃やすものの、ピッチに入ってスタンドのサポーターを見ると落ち着きを取り戻していたそうで「サッカーのルーティーンは変えずにやっていきたい」と話した。
応援団は地元・長野などから６０人が駆けつける予定で、パルセイロのサポーターからも激励のメッセージが寄せられているという。入場時は愛着のあるオレンジのパルセイロのユニホームを着用。「後楽園をオレンジ色に、という夢がある。必ず勝って長野に帰りたい」と意気込み、「今までやってきたことを出せるように、１つ１つ思い出しながら、攻撃もディフェンスもやりたい。右が得意なので、あえて左で倒したい」とイメージを描いていた。
続きを表示
