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藤岡奈穂子 女子MVPに選出 年間最高試合と“女子2冠”

[ 2017年2月10日 14:57 ]

 プロボクシングの年間表彰式が10日、東京ドームで開かれ、2016年度の女子最優秀選手(MVP)に前WBO世界バンタム級王者・藤岡奈穂子(41=竹原&畑山)が選ばれた。藤岡のMVP受賞は2年連続4度目。昨年6月13日、後楽園ホールで真道ゴー(グリーンツダ)を3―0の判定で下したWBO女子世界バンタム級タイトルマッチが女子年間最高試合に選出され、2冠に輝いた。

 藤岡は昨年10月、WBC女子世界フライ級王者ジェシカ・チェベス(メキシコ)に敵地で挑んで判定負けし、4階級制覇に失敗。しかし、3月13日に後楽園ホールでイサベル・ミジャン(同)とWBA女子世界フライ級王座決定戦を行うことが決まり、2度目の4階級制覇チャレンジとなる。「ドイツとメキシコで取り損ねたフライ級を国内でやるので、絶対に獲らないといけない」と意気込み、相手のミジャンについて「背が高くリーチも長い。どちらかというとアウトボクシングなので、早い段階でつかまえて自分のペースに持っていきたい」と展望を口にした。「相手も団体も変わったけど4階級を狙うのに変わりはないので、モチベーションは変わらずやっていける。5階級もいけると思ってもらえるような試合にしたい」と決意表明した。

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2017年2月10日のニュース