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ロマゴン、3・18シーサケット戦発表 勝者がクアドラスと対戦

[ 2017年1月11日 14:23 ]

 ボクシングのWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)が3月18日に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで、元WBC同級王者で現同級2位のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)と対戦することが決まった。興業を主催するK2プロモーションが10日に発表した。WBAミドル級スーパー・WBC・IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―WBA同級正規王者ダニエル・ジェイコブス(米国)の王座統一戦と同じ興業で行われ、米ケーブルテレビのHBOがペイ・パー・ビュー(PPV)で放映する。

 ゴンサレスは昨年9月にカルロス・クアドラス(メキシコ、帝拳)に苦戦の末に判定勝ちして4階級制覇を達成。当初はクアドラスとの再戦が計画されていたが、ファイトマネーに難色を示すなど消極的だった。一方、WBCはゴンサレスとシーサケットに指名試合を指示し、勝者にクアドラスとの対戦を義務づけた。シーサケットは41勝(38KO)4敗1分けの戦績で、14年5月に8回負傷判定負けでクアドラスに王座を奪われている。今年末にWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)とのビッグマッチが期待されるゴンサレスだが、実現までには厳しい相手2人を退ける必要がありそうだ。

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2017年1月11日のニュース