メイウェザー・シニア　マクレガー技術を語る「悪くはないが一流ではない」

　総合格闘技ＵＦＣのライト級王者コナー・マクレガー（２８）とプロボクシングの元５階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏（３９）が拳を交える夢の対決。マクレガーは先月、米国カリフォルニア州でボクサーライセンスを取得したが、ＵＦＣ王者のボクシングスキルはどの程度のものなのだろうか。そして、メイウェザー氏との対戦が実現したらどのような展開となるのだろうか。

　ヤフースポーツは２２日、メイウェザー氏の父親でトレーナーも務めたフロイド・メイウェザー・シニア氏（６４）のコメントを掲載。メイウェザー・シニア氏はマクレガーを次のように見ている。

　「コナー・マクレガーという選手は実行に移さずに口だけという印象だ。総合格闘技の世界で頂点に立とうとも、ボクシングでは通用しないだろうね。（ボクシングの）技術は悪くないと思うが、一流と呼べるものではないよ」。

　長らくボクシング界のトップレベルでその強さを見せつけたメイウェザー氏。マクレガーとは比較にならないさまざまな技術を持ち合わせているのだろう。父親は試合展開をこう予想する。「マクレガーはジャブに手を焼くことになるだろうね。前後左右に動くことを余儀なくされ、フロイドはスムーズに動いて彼を叩きのめすさ。息子はパンチャーではないが、ジャブやその他のパンチで彼の顔は血に染まるだろうね」。