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トロヤノフスキー 40秒で王座陥落 インドンゴが衝撃のワンパンチKO

[ 2016年12月4日 11:25 ]

ベルトを手にして喜びを爆発させる新王者のインドンゴ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は3日(日本時間4日)にロシアのモスクワで行われ、同級15位の挑戦者ジュリアス・インドンゴ(33=ナミビア)が王者のエデュアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)を初回TKOで下し、新王者に就いた。

 サウスポー構えのインドンゴとオーソドックスのトロヤノフスキー。試合は開始から40秒で決着を見た。インドンゴの大きく振った左フックがトロヤノフスキーの顎にヒット。ダウン時に後頭部を強く打ちつけたロシア人は戦闘能力を失い、レフェリーは試合終了を宣告した。

 敵地ロシアで衝撃のノックアウト勝利。インドンゴはこの一戦がナミビア国外で行う初の試合だったという。戦績は21戦全勝11KO。一方、3度目の防衛に失敗したトロヤノフスキーはキャリア初黒星となり、26戦25勝(22KO)1敗。9月には小原佳太の挑戦を2回TKOで退けたが、その3カ月後に王座陥落となった。

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