×

パッキャオ 判定で復帰戦飾り王者復帰!バルガスからダウン奪う圧勝

[ 2016年11月6日 14:55 ]

復帰戦を勝利で飾ったマニー・パッキャオは笑顔を見せる (AP)

 プロボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は5日(日本時間6日)に米国のネバダ州で行われ、挑戦者のマニー・パッキャオ(37=フィリピン)が王者のジェシー・バルガス(27=米国)を3―0の判定で下し、新王者に就いた。元6階級制覇王者パッキャオは7か月ぶりの復帰戦を見事に勝利で飾った。

 パッキャオは2回に左ストレートでバルガスからダウンを奪うなど試合を圧倒。ただ、スコアカードは2人が118―109だったが、1人は114―113とするジャッジもいた。戦績は67戦59勝(38KO)6敗2分。試合後には「すべてのラウンドでノックアウトを狙うような攻撃的なボクシングができた」と満足気。気になる次戦については「分からない。自分と対戦を望む選手となら誰とでも戦う」と話した。

 一方、初防衛に失敗したバルガスはこれで29戦27勝(10KO)2敗。「接戦だったと思う。試合はまるでチェスのようだったね。序盤はパッキャオのスピードに驚いたよ」とコメントを残した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月6日のニュース