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山中7回KO勝ちで日本歴代2位V11「神の左」で倒した

[ 2016年9月16日 20:27 ]

<WBC世界バンダム級タイトルマッチ> 1R、山中慎介がアンセルモ・モレノ(手前)のボディにパンチを入れる

WBC世界バンタム級タイトルマッチ ○王者・山中慎介 7回KO 同級1位アンセルモ・モレノ●

(9月16日 エディオンアリーナ大阪)
 ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが16日、エディオンアリーナ大阪で行われ、王者・山中慎介(33=帝拳)がアンセルモ・モレノ(31=パナマ)に7回KO勝ちし、国内歴代2位に並ぶ11度目の防衛に成功。米専門誌リングマガジンの世界王者認定ベルトを獲得した。

 1回、山中が左フックを決めダウンを奪う。4回には右フックを浴びダウンを喫したが、6回に今度は左ストレートで再びダウンを奪う。7回にも左ストレートを決めて倒すと、何とか立ち上がったモレノに再び猛攻。モレノがコーナーで崩れ落ちゴングが鳴った。

 山中の戦績は28戦26勝(17KO)無敗2分けとなった。

 ◆山中 慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀県湖南市生まれの33歳。南京都高(現京都広学館高)でボクシングを始め、3年時に国体少年フェザー級優勝。専大では主将を務め、アマ通算34勝(10KO・RSC)13敗。06年1月プロデビュー。10年6月、日本バンタム級王座獲得(防衛1)。11年11月に王座決定戦を制してWBC世界バンタム級王座獲得。身長1メートル70・5、リーチ1メートル78。左ボクサーパンチャー。

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2016年9月16日のニュース