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王者・河野 V4で世界に名売る!「嵐のような試合を」

[ 2016年8月30日 05:30 ]

暫定王者・コンセプシオン戦へ視界良好の王者・河野公平

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・河野公平≪12回戦≫同級1位ルイス・コンセプシオン

(8月31日 大田区総合体育館)
 ダブル世界戦の予備検診が東京と大阪で行われ、4度目の防衛を目指すWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(35=ワタナベ)は身長で約10センチ、リーチで11センチ、同級1位ルイス・コンセプシオン(30=パナマ)を上回った。

 昨年12月のWBA総会以来の対面だったが「さらに小さく感じた。とてもスーパーフライ級の体じゃない」と見下ろし、「(相手は)スピードがあるのでリーチ差をうまく使って戦いたい」と話した。

 KO率63%を誇るコンセプシオンは暫定王座を含めてWBAフライ級王座を3度防衛。一方、河野は亀田興毅撃破で名を上げたとはいえ、同階級のWBO王者・井上尚弥(大橋)に比べ世界的には無名だ。「どうせなら名のある相手とやりたい。インパクトのある試合で勝たなきゃ駄目」と意気込んだ。

 検診でコンセプシオンが「タイトルは私のものになる」と言うと、即座に「そうはさせない」と反応した。「ギャフンと言わせてやります。嵐のような、目が覚めるような試合になる」。接近中の台風を吹き飛ばすような激闘を予告した。

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2016年8月30日のニュース