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宮崎、王者・田口を挑発!「いつもどおりやってたら負けますよ」

[ 2016年8月30日 13:44 ]

ファイティングポーズを取る宮崎(左)と田口

 31日にゴングを迎えるボクシングのダブル世界戦(東京・大田区総合体育館)の調印式と前日計量が30日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた。WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は4度目の防衛を目指す王者・田口良一(29=ワタナベ)、2階級制覇に挑む挑戦者の同級1位・宮崎亮(28=井岡)ともにリミットいっぱいの48・9キロで一発パスした。

 計量に先立って行われた調印式では、田口が「3年ぶりの日本人対決で気合は入っているけど、いつもどおり自分のスタイルでできたらいい」と話したのに対し、宮崎が「いつもどおりにやってたら負けますよ」と挑発。田口が「負けるつもりは全くないので。打ち合いになっても打ち勝つ自信はある。タイミングが合ったらダウンを奪いたい」と話すと、宮崎は「チャンピオンの言い方は優しい、盛り上げるためにもっと吹いてほしい」と要求し、「100%勝つつもりで来た。悪くても判定勝ち、良ければKO勝ち」と自信を示した。

 使用グローブは日本製8オンスで田口が青、宮崎が黒。レフェリーは女性のメルバ・サントス氏(プエルトリコ)が務め、ジャッジはクリストドーロー(南アフリカ)、パボン(プエルトリコ)、ベルベケ(ベルギー)の3氏。

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2016年8月30日のニュース