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JBCへの告発当面見送り ボクサーの権利を守る会

[ 2016年8月8日 23:13 ]

 国内プロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)の財産が大きく損なわれているとし、10日に浦谷信彰JBC統括本部長らを刑事告発すると表明していた「ボクサーの権利を守る会」(松尾敏郎代表=緑ジム会長)は8日、東京地検への告発状の提出を当面見送り、10日に予定していた記者会見を中止すると発表した。

 同会は、試合で負傷した際の治療費に充てるため選手から徴収した「健康管理見舞金」の不明瞭な運用を問題視している。このほど各地区のボクシング協会長らがJBCに緊急理事会の招集を要請し、問題解決の可能性が出てきたことから、10日の告発を取りやめた。

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2016年8月8日のニュース