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比嘉大悟、王座奪取に自信「絶対に勝って世界へ」

[ 2016年7月1日 14:47 ]

東洋太平洋フライ級王座に挑む比嘉(左)と王者ディアレ

 ボクシングの東洋太平洋フライ級タイトルマッチ12回戦(2日、後楽園ホール)の前日計量が1日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者アーデン・ディアレ(フィリピン)はリミットを200グラム下回る50・6キロ、挑戦者の比嘉大悟(白井・具志堅)は100グラムアンダーの50・7キロで一発パスした。プロデビューから9戦9勝全KO勝利の比嘉はWBCユース・フライ級王座に続き2つめのタイトル挑戦。計量を終えてココナツジュースを飲み干した比嘉は「ユース王座は(昨年7月に)タイで獲ったから注目されているけど、東洋太平洋王座に比べると有名なタイトルじゃない。絶対に勝って上(世界)へ行きます」と宣言した。

 王者ディアレはかつてジムの先輩、江藤光喜が14年6月の同級王座決定戦で8回KOで破った相手。試合が決まってからは「緊張しないように」試合用のパンフレットで相手の顔をずっと見ていたという。「デビューから順調に来て、いいところで東洋太平洋が決まって、先輩がやった相手とできる。いいレールが敷かれていると思う」と感謝した比嘉。「東洋太平洋を獲らないと世界はないと思っている。練習は今までの2倍やってきたから自信はある。相手はパンチもうまさもキャリアもあるので、勝つには気持ちしかない。勝つならKO決着だと思う」と話した愛弟子に対し、元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高会長も「ディフェンスは良くなっている。勝って、来年にも世界戦をやらせたい」と期待した。

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2016年7月1日のニュース