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UFC元王者ジョーンズ 因縁の再戦に自信「コーミエは2番目」

[ 2016年4月29日 11:19 ]

ジョン・ジョーンズ (AP)

 総合格闘技、UFCのライトヘビー級暫定王者ジョン・ジョーンズ(28=米国)が、7月に開催されるUFC200で再び相対するダニエル・コーミエ(37=米国)との一戦に自信を見せている。

 両者は2015年のUFC182で一度対戦しており、その時は当時ライトヘビー級王者だったジョーンズがコーミエを判定で下し、タイトルの防衛に成功。しかし、ジョーンズはその後、車の当て逃げ事故を起こした影響でベルトを剥奪され、UFCから出場停止処分を科された。

 ジョーンズがオクタゴンを離れている間に王座についたのがコーミエ。23日に行われたUFC197でジョーンズの挑戦を受ける予定だったが、自身の負傷のために暫定王座決定戦が組まれ、元王者が判定でこれに勝利した。

 UFC200で仕切り直しということになるが、ジョーンズは「コーミエはライトヘビー級で2番目にベストの選手」とコメント。「アンソニー・ジョンソン戦とアレクサンダー・グスタフソン戦の過去2試合は素晴しかったよ」と続けると、「でも、誰にでも勝てるかといえば疑問だ。俺には勝てないよ」と自分を信じて疑わない様子だった。

 それでも、発言は感情的なものではなく、相手をしっかり分析した上でのものであるようで、「コーミエは本来レスラーで打撃は後から学んだもの。俺は生粋の格闘家だ。UFCはレスリングの試合ではないからな」とレスリング上がりのコーミエがUFCで戦うには限界があることを指摘していた。

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