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岡田 7回TKOで日本Sライト級4度目防衛「落ち着いてできた」

[ 2016年4月19日 21:55 ]

日本スーパーライト級4度目の防衛に成功した岡田

 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・岡田博喜(26=角海老宝石)が挑戦者の同級1位・麻生興一(30=三迫)に7回2分15秒TKO勝ちして4度目の防衛に成功した。両者は昨年7月に対戦し、激闘の末に岡田が辛くも判定勝ちして初防衛に成功。再戦では初回から岡田が積極的に打ち合い、打たれてもひたすら前進してくる麻生を真っ向から迎撃。麻生の右をまともに浴びる場面もあったものの、2回に麻生の左目上、3回には右目上から出血させるなどメッタ打ちにし、最後はドクターストップに追い込んだ。

 岡田は「自分の距離で突き放せた。前回は足を使って(リング上を)回ることで疲れてしまったけど、試合自体は落ち着いてできた」と振り返った。約3週間前に「たぶん生の鶏肉」が原因で胃腸炎にかかり、練習を休むなど状態は決して良くなかったが、試合には間に合わせてデビューからの連勝を12(10KO)に伸ばした。リング上では「次は違うベルトを懸けて戦いましょう」と麻生に呼びかけたが、控室では「正直、そんなにやりたくないです」とタフな相手に苦笑した。

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2016年4月19日のニュース