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9月&大みそかに「RIZINワールドGP」開催、シウバ参戦

[ 2016年4月19日 17:00 ]

 格闘技イベント「RIZIN」が9月下旬と大みそかに行われる大会(いずれも、さいたまスーパーアリーナ)で無差別級トーナメント「RIZINワールドGP」を開催し、ヴァンダレイ・シウバ(39=ブラジル)がトーナメントに出場することが決まった。19日の会見で、榊原信行実行委員長が発表した。

 シウバは17日の「RIZIN.1」で9年ぶりに日本のリングに登場し、グラップリングダブルバウト(打撃なしの関節技によるタッグ戦)では田村潔司(46=U―FILE CAMP)と組んで、桜庭和志(46=フリー)&所英男(28=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)と対戦した。PRIDEでは桜庭との3度にわたる激戦などで名を上げてミドル級絶対王者に君臨。総合格闘技ルールとなるトーナメントでは“戦慄の膝小僧”として恐れられた戦いぶりが再現されることになる。

 会見に出席したシウバは「体重は私からお願いして無差別級にしてもらった。世界中で“シウバに勝てる”と思っている選手にチャンスを与える。私は準備している。全員の頭を踏みつけてやる」と豪語した。

 トーナメントには8選手が出場し、シウバは主催者推薦での出場となる。9月に1回戦4試合、大みそかに準決勝、決勝を行う予定だ。昨年は大相撲の元大関・把瑠都のバルトが大会に参戦したが、高田延彦統括本部長は「あれだけの大きな体で素晴らしい資質を持った選手はいない。力を発揮するなら今。ぐずぐず言っているなら私が口説きに行く」と話し、無差別級トーナメントに出場させる考えがあることも明かした。

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2016年4月19日のニュース