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渡辺新会長 プロボクサーの東京五輪出場実現へ動く

[ 2016年3月1日 05:30 ]

東日本ボクシング協会の新会長に選出された渡辺均・ワタナベジム会長

 東日本ボクシング協会は都内で総会を開き、3月末で任期満了となる大橋秀行会長(50)の後任としてワタナベジムの渡辺均会長(66)の就任を承認した。任期は3年で、規則により日本プロボクシング協会会長も兼務する。世界王者4人を育てた渡辺会長は、各地区協会や日本ボクシングコミッション(JBC)との関係強化を方針に掲げ「最後の仕事のつもりでやりたい」と抱負を述べた。

 渡辺会長はプロボクサーの20年東京五輪出場も実現させたい考えだ。国際ボクシング連盟(AIBA)が打ち出した五輪でのプロ全面解禁案について、日本連盟の山根明会長は「現時点で(国内プロ参加の)可能性はゼロ」としているが、渡辺会長はアマ側と良好な関係を築いた上で「リオ五輪は無理でも、東京五輪を目指してやっていきたい」と見解を述べた。

 また、東日本協会から除名された亀田ジムに関しては「ライセンス発行のためにも(JBCとの)裁判を取り下げるよう説得したい」と話した。

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2016年3月1日のニュース