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パッキャオ、ナイキに代わる新スポンサー名乗り 大企業も

[ 2016年2月24日 10:44 ]

マニー・パッキャオ (AP)

 自身の差別発言で米スポーツ用品メーカーのナイキから契約を打ち切られたマニー・パッキャオ(37=フィリピン)に新たなスポンサーが名乗りを上げている。

 マネジャーの話ではナイキとの契約解消後に複数のメーカーから連絡があり、名前は明かされなかったが、すでに数社と交渉しているとのこと。その中には、ナイキ社クラスの大企業も含まれているという。

 パッキャオは母国・フィリピンのテレビ番組に出演の際、「動物はできるのに、人間の中には性を区別できない者もいる。そうなると、人間は動物以下の存在だ」と発言。これが同性愛者への差別だと批判を浴び、18日にナイキ社は6階級王者との契約解除を決めた。

 4月9日に行われるブラッドリー戦を最後に現役引退を表明しているパッキャオ。その後は、これまでボクサーと掛け持ちしていた国会議員としての活動に専念するという。自社の広告塔としてリングに上がるのは残り1試合だとしても、そして、物議を醸す発言があったとしても、スポンサー契約の話が舞い込むのは、人気の表れだといえよう。

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2016年2月24日のニュース