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亀田3兄弟 JBC相手に“損害請求”総額6億6000万訴訟

新たな訴訟を起こした(左から)亀田大毅、興毅、和毅の3兄弟

 ボクシングの亀田3兄弟の代理人を務める北村晴男弁護士は23日、都内の司法記者クラブで会見し、昨秋に現役引退した亀田興毅氏らを事実上の国外追放処分とした日本ボクシングコミッション(JBC)とその理事ら10人に対し、1月14日付で総額6億6000万円の損害賠償を求めて提訴したことを明かした。第1回口頭弁論が2月29日に開かれる。13年12月の世界戦混乱問題で、JBCは亀田ジムの会長とマネジャーの資格を剥奪し、3兄弟は国内で活動できなくなっていた。

 亀田家がまた新たにJBCを訴えた。世界戦混乱問題が原因で国内での選手資格を失った興毅氏らはその後、新会長を迎えてのジム再出発、他ジムへの移籍で事態を打開しようとしたが、それも認められなかった。昨秋に長男・興毅氏と次男・大毅氏が引退し、現役は三男・和毅だけとなったが、試合ができない状況が続いている。

 北村弁護士は「JBCは全てNOと言う。その対応は3人を活動させない目的としか思えない。選手のファイトマネーが入ってこず、亀田プロモーションとしての興行収入もなくなった」と説明。国内で試合ができなくなったこの2年間のファイトマネーと興行収入に相当する額6億6000万円の損害賠償請求に踏み切った。

 新たな動きの裏で、ようやく1つの裁判は決着した。13年9月の大毅の世界戦直前に興毅氏と和毅から監禁、恫喝(どうかつ)、暴行されたとして、JBC職員から東京地裁に提訴された事件では、昨年9月にそのような事実はなかったとしてJBC職員の訴えは棄却となり、名誉毀損(きそん)で同職員に合計320万円の支払いを命じる判決が出た。同職員は東京高裁に控訴したが、2月12日付で控訴を取り下げ、一審判決が確定。興毅氏は「真実が明らかになってひと安心しております。これからも前を向いて、まさに亀のごとく力強く進んで行きたいと思います」とコメントした。

 資格剥奪となった亀田ジム会長らが資格回復を求めてJBC相手に地位確認を求めて起こした訴訟は現在も係争中だ。JBCと全面対決する亀田側の北村弁護士は「JBCは自浄作用が全く期待できない。一刻も早く外部から抜本的組織改革が強く望まれる」とまで主張。JBCの浦谷信彰本部事務局長は「訴状は届いていますが、ノーコメントとさせていただきます」とだけ語り、争いはさらに長期化する見通しとなった。

[ 2016年2月24日 05:30 ]

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